【蓋置】

今回は、柄杓の相棒《蓋置》についてお話しします。

まずは、一番なじみ深い竹の蓋置。
引切とも言い、基本的に運びのお点前で使います。



左側の列は炉用、右側が風炉用。 違いはどこでしょうか?
節の位置です。
炉用は節が低く中程にあり、風炉用は高いのが特徴です。
朱色のサインは『花押(かおう)』『在判(ざいはん)』と言われるものです。
透かしの入ったものもあります。

続いて棚点前で使う陶器の蓋置。
こちらは利休様が選んだとされる『七種の蓋置』です。



中央上から時計回りに、
『蟹、五徳、火舎(ホヤ)、一閑人、三ツ人形、三つ葉、栄螺(サザエ)』
それぞれ特徴と扱いがあります。
一つずつご説明したいところですが、皆さん眠くなってしますと思うので割愛させていただきます(笑)

詳細はそれぞれの先生にご教示賜ってください。
全て教室にありますので、ぜひ制覇してみてくださいね。
蓋置はともすれば脇役のお道具と思われがちですが、決してそんなことはありません!
このコがいなければ柄杓はもちろん、お釜の蓋も茶巾も行き場がなくなってしまいます。

また、季節や意匠を凝らしたもの等、多種多様なので、お道具組や取り合わせに一役買うこともしばしば。
時には拝見に出すこともあります。
実際、私もお茶会で所望された経験がありますので、皆さんもまずはお稽古で使ってみてくださいね!

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